06.撮影の注意点

皆さんこんにちは!

今までのお話で撮影の基礎知識は十分身についたかと思います。
正直、撮影が出来るレベルにはなっているはずです。
でも撮ったあとは必ず何をしますか?

 

 

 

そうです。
編集作業です。
いくらノイズもなく綺麗に撮影出来ても編集時に
『あれ?編集がとてもやり辛い…』
なんて事が出てきては非常に困ります。

ですので今回は撮影時の注意点を皆さんにお伝えしていこうと思います。

1.水平を保つ


編集ソフトに映像を入れた時に微妙に水平がズレていたら違和感だらけな映像になってしまいます。
三脚やカメラ本体に水平器や水準器がついていますので
撮影する際は必ずカメラが水平になっているかチェックして下さいね!
それだけで編集者さんに喜んでもらえます。

 

2.前後の余白を作る


これも編集時の事を見越しての作業になります。
急に映像が始まってしまっては編集時にはどうする事も出来ません。
落ち着きがなかったりじっくり見せたいのに素材尺が足りなくて
違和感だらけの動画になってしまいます。

 

3.撮り過ぎない


これは単純に編集時の負荷を抑えたりカットごとに録画を停止する事で
編集をやりやすくする為です。
長く撮影出来るからと尺の10%も使わないような長時間の素材だと
データが重くなるので適当なタイミングで切っておくといいです。

 

4.シャッタースピードは固定


写真を撮る場合だとシャッタースピードをガンガンにいじり倒して撮影するのですが
動画撮影になると『fps』一秒間に使う静止画の枚数が決まっています
基本的には24fps、30fps、60fpsといった具合になっているので
シャッタースピードで明るさを調整する事が出来ません。
ISOも上げ過ぎるとノイズが出てしまいます。
ですので最後の頼みの綱F値センサーサイズで対応する事になります。

 

 

5.フリッカー


LEDライトを使用していると、この現象は発生しないのですが
蛍光灯などはそもそも点滅を繰り返し
その余韻で視認している為
特に違和感を覚えませんがカメラのシャッタースピードでは
切るタイミングが早すぎると
一瞬暗くなった所も記録してしまいます。

ですのでその点滅する周波数に応じてシャッタースピードを変更する必要があります。

東日本50Hz:1/100秒・1/50秒・1/25秒
西日本60Hz:1/125秒・1/60秒・1/30秒

 

 

 


いかがでしたか?
撮影時にも注意するべきポイントがいくつかありましたね!
ただし自分で撮影が出来るようになると編集もしやすくなりますし
素材を頂く際でもディレクションしたりと動画が作りやすくなりますので
是非覚えておいて下さいね!

 

※今回の感想をコメントから記入よろしくお願いします。

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