03.カメラの概念

皆さんこんにちは!

もうカメラのセッティングも出来て撮影の仕方も学んだので
『あとはガンガン撮りまくるだけだぜ!!』
という気持ちになってきましたか?

もしそうなっていると嬉しい限りです。
ただ、カメラの電源を入れていざ撮影しようと思ったら…
カメラのモニターを見てフリーズしてしまうと思います。

『SS(シャッタースピード)』って何?
『ISO』って何?
『F値』とは?

設定が沢山あるし意味も分からない。。
そっとカメラの電源をOFFにして戸棚の一番奥にしまい
気晴らしに散歩にでも行きたくなっちゃいますよね。

そうなんです。
ここでつまずいてカメラを辞めちゃう方が大半だと思います。
僕もそうでした笑

だけど『どこの事を言ってるのか』が分かると一気にカメラや写真が楽しくなるので
諦めずに頑張っていきましょうね!

ちなみに皆さんはアナログのフィルムカメラをご存知ですか?
『写ルンです』『インスタントカメラ』を連想するとわかりやすいかもしれません。

写真はこの要素で成り立っています。
・カメラ本体
・レンズ
・フィルム

1.シャッタースピード


シャッターはカメラ本体で光の受ける割合を調整する物です。
皆さんは撮影する時にシャッターボタンを押すと思いますが
ボタンを押すと本体に備わっているシャッター幕が降りて
光量を調整しているのです。
光の当たる時間が長いと動いた時間分の映像が出来るので
ブレた映像になってしまいます。
逆に短いと一瞬で幕が閉じるのでブレのない映像が出来ます。

 


噴水などの水しぶきが顕著に出て分かりやすいかと思います。

2.ISO


ISOはフィルム感度の事です。
昔はフィルムを一回カメラにセットしたら使い切るまで
他のISOに変えられなかったのですが
デジタルになって瞬時に変更が可能になりました。
ただ、電気信号の増幅で感度を調節しているので上げれば明るくなりますが
上げ過ぎると映像にノイズが発生してしまいます。

屋外だと100以下〜400程度で
屋内だと400~800くらいに設定してあげるといいと思います。

 

 

 

3.F値


F値はレンズの事です。
レンズから光を通す値の事をさし、F値が低ければ低いほど明るく撮影出来て
ボケ感も出る映像を撮る事が出来ます。

あまり馴染みが無いかもしれませんが
基本的にズームするレンズはUPにするとF値がどんどん上り暗い映像になってしまいます。
ですがズームしても暗くならないレンズであれば高価なレンズであると
覚えておくと良いでしょう。

ちなみにF2以下のレンズは明るいレンズと呼ばれています。

 

 

 

4.被写界深度


ボケやすいボケにくいかを表す事でスマホなどは被写界深度が深いです。
深い=ピントが広い(広いから全体がはっきり写る)→ボケにくい
浅い=ピントが狭い(狭いから一部にしか当たらない)→ボケやすい

集合写真などの全体を写したい時は逆に一眼カメラで撮ってしまうと
ピント合わせが大変だったりもするのでスマホで撮ってもいいと思います。

 

 

5.センサーサイズ


イメージセンサーとは映像を記録出来る画面範囲の事になります。
この範囲が大きいと光の当たる面積が増えるので明るくボケやすく撮れます。

また、特製や携帯性も様々なので一概にこれと言った事では無いですが
お仕事をするなら安定した映像が撮れるカメラの方がいいと思います。

 

 

6.35mm換算


規格を統一する為の物ですが基本はフルサイズカメラと呼ばれる物が基準になっています。
この『35mm換算』という単語を知っているだけで『おっ!出来る奴だな!?』と思われるので是非覚えておきましょう。
カメラ本体からレンズの距離の換算ではありますが
実際に写る画角の広さをイメージした方が理解しやすいと思います。

 

 

 

 

 

7.焦点距離


レンズ側に書かれている数字の事ですが
数字が大きいほど望遠で、小さい程広角に撮影が出来ます。

 

 

この辺りはだいぶ癖が強くわかりにくい所が多いかと思いますが
レンズ、カメラ、フィルム『画像の明るさを調整する』
覚えておくと良いでしょう。

 

 

 

※今回の感想をコメントから記入よろしくお願いします。

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